今日はクリスマスイブ。
そして、
クリスマスソングとして定番なのが・・
ワム!のラストクリスマスである
ラストクリスマス(Last Christmas)はオリジナルアルバムとは別にシングルとして発売されたクリスマスソング。日本でもかなり有名な曲でクリスマスシーズンには巷でよく耳にする定番の曲。毎年12月を目指して多くの海外アーティストがクリスマスソングを作る。だけど、このワム!のラストクリスマスは、他のクリスマスソングとは一線を画す名曲中の名曲である。そのため、海外だけでなく、日本国内でもたくさんのアーティストがカバーしている。冒頭からクリスマスらしい可愛らしいイントロ。もうこれでジョージの世界にどっぷりと連れていかれてしまう。そして一度聴いたら忘れられない美しいメロディ。まさにジョージ節が効いた作品。クリスマスでなくても一年中聴いていたい!まさに歴史に残る名曲。
このレコードを買ったのは、もう何年前になるんだろう・・
大好きなワム!がクリスマスソングを出したということで、大喜びした、わたし。
発売されてすぐ購入し、ワクワクして家に帰った、あの日。
当時はね、12インチ盤シングルが流行っていたのよ~
わたしはLPと同じ大きさのジャケットにときめいた!
だって、もっかい、よくみて!
ほら!正面のジョージがめちゃくちゃ素敵でしょ!
でもね、
わたしのお気に入りは・・
裏側の、トナカイのアンドリューよ!
ああ、カワイイ~~(≧∇≦)
わたしは、ジャケットを眺め、超ワクワクしながら、レコードに針を落とした・・
そして・・
そして・・
流れてきた曲にびっくりした!!
ああ、なんて、
なんて・・
なんて・・
ステキな曲なの~~~♪
もう、めちゃくちゃ感動!!
(´∇`)ステキ~ステキ~~
ジャケットを眺めながら、何度も何度も聴き返した!
で、
もう、感動しすぎてね、
歌詞を書き写して、
それを透明な下敷きに挟んで、学校に持って行きましたよ!
そして、授業中も、下敷きをみながら、曲を思い浮かべて、ボーーーーっとしていたw
と、いうわけで・・
ワム!のめちゃくちゃ大ファンだったわたし。
だから、
その後、解散した時は本当に悲しかった・・
(ノД`)マジで・・
というか、
なんとなく、ジョージが心配だったのを覚えている・・
ワム!はジョージマイケルとアンドリューリッジリーの二人組である。
しかし、
曲は、ほぼすべてジョージがひとりで作り、歌っている。
そのため、巷ではアンドリューの存在意義をよく問われていた。
でもね、
アンドリューの役割はあったと、わたしは思っているのよ。
それはどんな役割かというと・・
「ジョージの精神的安定剤」
という役目。
ジョージマイケルに限らず、音楽をやっている人って繊細な人が多いと思うんだよね。
音楽を生み出すことって、
空にプカプカ浮かんでいる、消えては現れ、消えては現れる音符たち、
そんな、気まぐれな音符たちをつかまえることだと思う。
で、
その音符たちをつかまえるには、すごくすごく繊細なアンテナが必要なわけで・・
だからこそ、音楽を作る人は、他の人よりも何倍も大きなアンテナを広げて、その才能を発揮するけど、逆にいやなことも、過大に過敏にキャッチしすぎちゃうんじゃないのかな・・って思うのよ。
わたしは、ワム!の曲を聴きながら、インタビューを読んだりして、
デビュー前から、いかにジョージがアンドリューという存在に支えられてきたんだな~てことを感じていた。
だから、ワムが解散したとき、悲しかったし、
「ジョージはソロでやっていけるんだろうか?」
と、なんとなく心配にもなった。
そして、ソロに転身したジョージ
音楽的には成功した。
でも、
プライベートは・・・
ああ、逮捕された時はびっくりしたし、悲しかったな・・
(;_;)
あらためて、ラストクリスマスのジャケットを見る
世界中に音楽を配るのが、サンタのジョージ。
そして、
ソリを引っ張るのが、トナカイのアンドリュー。
そんなふうに見えてくる・・
、
やっぱり、ジョージにはアンドリューが必要だったんじゃないのかな・・
って、
思ってしまうんだよね・・
明日のクリスマスはジョージの命日。
2016年12月25日、
ラストクリスマスを歌ったジョージは、本当にクリスマスの日をラストにしてこの世を去ってしまった・・
世の中がイルミネーションでキラキラ輝くこの聖なる夜
もしも、ラストクリスマスが流れてきたら・・
ジョージのことを少しでも思い浮かべてくれる人がいたらいいな・・