ガガ様のカセットがやってきましたよー!
前回の記事の続きから・・
さて、
こちらがやってきた念願のガガ様のミュージックテープ!

いらっしゃーい!!ガガ様!わたしのもとへ!!

グレーのハーフがカッコいいー!

それにほら!!よく見て!!

キラキラとラメが入っているのよーーー
テンションあがるーーーーーー
ドーパミーン~!ドーパミーン~~!
うほーーーー♬(ノ゜∇゜)ノ♩
さてと!ドーパミンも放出したしね
しばらくは眺めて・・そして飾っておこう。
そう!
聴かずに・・飾っておこう
前回の記事の最後にも書いたけど、最近のわたしはミュージックテープを購入しても聴かないというか、開封しない。
では、今回はその理由を書こうと思う!
結論から言うと、わたしがミュージックテープを購入しても開封しない理由は・・
ズバリ・・
ミュージックテープの品質が不安定だから!!
ちなみにこれは現行販売されている輸入盤のミュージックテープのことであって、国内盤のテープのことではない。
わたしが聴く音楽は99%が洋楽。
なので、購入するミュージックテープもほぼ洋楽、ということは輸入盤ということになる。
で、
どんなふうに輸入盤のテープの品質が不安定かというと、まず音の良し悪し以前に!
その形状よ!
ちなみに全部がダメというわけではないので、まずは良いテープはどういうのかというと・・

これはメタリカのテープ。
ジャケットに合わせてイエローが外枠にブラックのハーフがめちゃくちゃカッコいいデザイン!
ほんと大好き!
そして何よりも・・

窓があるけど、実は全面フラットで、しっかりとした作り!
メタリカは高品質なレコードを生産するためにヴァージニア州にあるプレス工場を買収したらしく、アナログに力を入れているっぽい。ということは、カセットテープの生産にもちゃんとかかわっているのが、なんとなくこのテープを見てもわかる。実際、外見の作りだけでなくて音もいいし!さすがメタリカだわ、アナログファンの気持ちをわかっておられる。
で、次に、
わたしが残念に思っているミュージックテープはこちら・・

こちらはスティングの2021年に発売されたアルバム。
わたしはちょうど同じ時期にアナログ音楽にはまった。
なので、このテープが最初に購入した現行販売のミュージックテープになった。
テープがやってきた時、すごく嬉しかった。
しかし・・・
わたしはすぐに違和感に気づいた・・
それは、窓の部分・・
ちなみにカセットテープの窓とはここのことね↓

わたしは、スティングのテープの窓の部分を触ってみて驚愕した・・
な、なんと!
プラスチックじゃなくって・・・
ただのナイロン!!
ナイロンなのよ!!ナイロン!!!
だからね・・
押すと、こんなふうに・・

簡単にグニャッとなるのよっ!!
ナイロンが透明だから写真だとわかりにくいかもしれないけど、ピンセットの先が突き抜けてしまうかと思うくらい柔らかくて、めちゃくちゃ無防備なナイロンの窓なのよっ!!
このことに・・わたしは本当に驚愕した・・
そして、あまりのことに・・
これはきっとこのスティングのミュージックテープだけのことかと思った・・
し、しかし・・・
それは違った・・・

それから購入していく窓つきの現行販売中されたミュージックテープはほぼ100%!!ナイロンだった・・・
ひええーーー(゚д゚lll)
こ、こんなペラッペラなナイロン窓で、ホコリとか入ったらどうするのーーー??
ちなみに、昔のミュージックテープはというと、だいたいはこーゆー透明&ブラックなタイプが多い。

そして、窓は・・

ピンセットをあてるとカチカチ!
しっかりとしたプラスチックの窓である!
いっけん、この窓はもしや!!??と思うテープでも・・

カチカチ!!

大丈夫!しっかりとしたプラスチックの窓である!
ただ、昔のミュージックテープでも例外はあったようで・・

こちらは、1995年に発売されたビートルズのフリー・アズ・ア・バード。
このテープの窓は・・グニャ・・

恐怖のナイロン製・・
そうか、昔のミュージックテープでも例外があるのね・・
でも!
ほぼ、昔のミュージックテープは窓があってもプラスチックが大半だったはず!
それが・・
いったい?
どうして?
いつから??
現行販売されている洋楽ミュージックテープの窓はペラペラなナイロンになってしまったのよ~~??
マジで、どう考えても、ホコリが入るじゃない!!
あとね、すごーく困るのは・・
わたしはテープを聴き終わると必ず拭くようにしているんだけど・・ね

こういう昔のUD2みたいなキラキラ鏡面のテープは、指紋がついてしまうと汚く見えるし、腐食しちゃってダメになるのよ。
だから、聴き終わったら必ずキュキュとね!
で、
ミュージックテープを聴き終わった後も、もちろん拭くんだけど・・・

ナイロン製の窓がグニャッっと!
何度ひやっとしたか!!
おかしい・・
どうしてこんな形状にしているんだろう・・
どうしても納得できないわたしはネットの質問コーナーで聞いてみた・・

それに対して、回答は以下の方からの一件のみだった・・

うん、なるほど・・
確かにこの方の言われる通り、この窓の部分は再生する分には強度など全く必要ないと思う。
そして、確かにこの部分をプラスチックからビニール(ナイロン)にすることでのコストダウンはほぼ意味がない程度だと思う。
でも、この方の回答で、わたしは最後が腑に落ちなかった・・
「カセットテープは本当にせいぜい数年程度の寿命なのか??」
そして・・
「カセットテープに長寿を期待する方がナンセンスなのか??」
・・・・
わたしか困惑した・・
そして、さらに悩んだ・・・
じつは、わたしはアナログ音楽にはまるようになってから、気づいたことがある。
それは、物体として音楽を残す場合、その記録媒体として保存に最高なのはアナログなのではないだろうか?と。
なぜなら、CDは半永久的に大丈夫だと思っていたのに、昔買ったCD達の何枚かが腐食してしまっていたから・・。
それに比べてレコードの強さよ
ビニールは素材としても最強だし、カビが生えていても、歯ブラシでこすって洗えば蘇る!
まあ、唯一レコードの弱点といえば、反りがあるけどね
こればっかりは仕方ないかもしれない・・
でも!
今現在、60年前くらいのレコードでも普通に再生できているレコード達はやっぱり最強の音楽保存媒体だと思う。
そして、カセットテープ。
確かにレコードほど、保存には適してはいない。
湿気に弱く、気をつけていないとテープにすぐカビが生えてしまう。
しかもテープなのでレコードのように簡単に水洗いとかできないし・・。
それにレコードと同じく高音にも弱く、真夏の直射日光なんかにあててたら、すぐにラーメンみたいになってしまう。
でも、それは管理不足の結果であって、きちんとした環境で保管しておけば、カセットテープだってレコードに勝てないまでも、30年、40年くらいの寿命は期待できると思う!
実際、そのくらい昔の中古テープ達は現在ヤフオクなどで取引されて、まさに再び返り咲いているじゃない!
それに、もしもカセットテープが長寿命じゃなくても、しっかり管理した上での儚さなら、自分が生きている間だけ再生可能だったらいいわ。
わたしが集めたレコード達は、わたしが死んでもまた誰かの手に渡り再生されると思う・・
でも、カセットテープはどうだろう・・
わからない・・
だけど、うん、とりあえず、いま大切に管理していこう
と、いうわけで、
ただでさえ、形状が不安定で劣化しそうな現行販売中のミュージックテープ達。
最近になって、わたしは購入しても開封しないまま飾るようになった。
姉に言われた
「あんたバカだね~。聴かないのに何のために買ったんよ?」と。
どうも姉は、「積みプラ」や「塩漬け」という昔からある伝統的な風習を知らないらしい。
確かに姉のいうように「聴かないカセットテープ」は意味がないように感じるけど、じつは大いに意味があるのだ。
それは・・
音楽の形がなくなってきた今の世に逆行して、目に見える形で手にいれるということ!
そして・・
ジャケットひとつひとつ
それらはミュージシャン達の表現の一部であり・・
それらは、彼ら彼女らが伝えたい音楽の魅力の大切な一部だと思うから・・・

本当はわたしも聴きたい!
当たり前だけど聴きたい!!
でも、今のミュージックテープの形状がこのままだとしたら、あまりにも危ういので、やっぱり開封せずに飾って楽しもうと思う。
まあ、それは今の気持ちであって、いつか気が変わって開封して聴きだすかもしれないけどねw
だいたい、カセットテープって本来、レコードを出して聴くのがちょっと面倒な時にパッと気軽に聴けるのが最大のメリットだったはず。
あと、レコードのようにむき出しではないから、カーステとかでも、シートにポイっとしてても平気な気楽さが良かったはず。
そのメリットさをなくさないでほしい~
だから、
願わくば、早めに・・
どうか現行販売のミュージックテープの窓がプラスチックに戻りますように・・。
・・・と、

ドンドン増えていく未開封のミュージックテープ達を眺めて思う毎日・・・。
余談だけど、このことを家族に嘆いてみたら、音楽に限らず、何かの記録を残していく最強の方法は?という話題にすりかえられた・・
そして、それは・・・
「石に彫ることだ!!」と言われた・・
そして、さらに・・
「我が家の印鑑はチタン製だ!!」
と・・
そして、さらに・・・
「石は削れていくけど、チタンなら大丈夫だ!!」
だから・・
「我が家の印鑑はムーやアトランティスの遺跡のように未来永劫残っていくぞ!!」
とのことらしい・・
うん、そうだね
そうかもね・・
それは、とっても嬉しいな・・・w